米国株式市場:低金利政策の継続を好感しNYダウ4日続伸、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2020/9/17 7:46

 16日の米国株式は、NYダウが前日比36.78ドル高の2万8032.38ドルと4日続伸、ナスダック総合指数は同139.855ポイント安の1万1050.469ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億9192万株、ナスダック市場が37億2046万株だった。

 FOMC(連邦公開市場委員会)は16日、現状の政策金利を据え置き、米国債などを現行ペースで買い入れる量的緩和を維持すると発表。会合参加者の先行き見通しで、ゼロ金利を少なくとも23年末まで続けるとの想定が示された。低金利政策の継続が、景気回復の後押しになるとの見方が台頭し、NYダウは一時360ドルを超える上昇をみせる場面もあった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比変わらずの2万3300円だった。

提供:モーニングスター社

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