米国株式市場:さえない経済指標が重し、NYダウ5日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2020/9/18 7:46

 17日の米国株式は、NYダウが前日比130.40ドル安の2万7901.98ドルと5日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同140.192ポイント安の1万910.277ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6235万株、ナスダック市場が36億8652万株だった。

 米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は86万件となり、市場予想平均の85万件よりも悪化。同商務省が発表した8月の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で141万6000件で、市場予想平均の148万3000件を下回った。さえない経済指標を受け、売りが優勢となり、NYダウは一時、380ドルを超える下げをみせる場面があった。NYダウ採用銘柄では、ゴールドマン・サックス<GS>やセールスフォース・ドットコム<CRM>、ナイキ<NKE>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比110円高の2万3210円だった。

提供:モーニングスター社

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