日立造、二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証事業のため、メタネーション設備の工事を開始

株式

2020/9/23 7:35

 日立造船<7004.T>は17日、共同実施者のエックス都市研究所(東京都豊島区)と、「清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証事業」のため、メタネーション設備の現地工事を10月から開始すると発表した。

 今回の実施場所は小田原市の環境事業センターで、メタネーション反応を行うためのメタン化設備や二酸化炭素回収設備などの現地工事を開始する。実証試験は22年度完了を予定しており、メタン製造量は商業用天然ガスのサテライト供給設備に匹敵する規模で計画。同実証試験では二酸化炭素削減効果を検証・評価するとともに、本格的な普及に向けた課題を明らかにするという。

 メタネーショとは、触媒を充填した反応容器内で水素と二酸化炭素を反応させ、天然ガスの主成分であるメタンを合成する技術

 18日の終値は、前日比8円高の449円。

提供:モーニングスター社

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