サムコが反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は3300円に引き上げ

株式

2020/9/23 16:15

 サムコ<6387.T>が反発。東海東京調査センターでは18日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2600円から3300円に引き上げている。

 11日に、20年7月期単体業績、21年7月期単体業績見通しを発表している。受注高は電子部品メーカー向けSAWやFBAR用エッチング装置、米国のSiCメーカー向け洗浄装置、などの引き合いが強く、1台当たり単価が従来の1億円以下から、2億円規模の高付加価値製品が増加、21年7月期受注高は1月中間期35億3000万円、通期72億円と予想、納期如何では営業利益が上振れする可能性があると指摘している。

 また、5G時代の到来で高周波デバイスや化合物半導体向け製造装置の引き合いが強いうえ、新分野のマイクロLED(発光ダイオード)関連からの需要が顕在化していると見られるともコメントしている。同証券では、単体営業利益について、21年7月期11億円(前期比21.9%増、会社側計画は10億円)、22年7月期16億円、23年7月期20億円と試算している。

 23日終値は、前週末比141円高の2844円。

提供:モーニングスター社

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