岡本硝子が続急騰、低誘電率と低誘電損失となるLTCC基板用ガラス材料を開発、サンプル出荷開始

株式

2020/9/24 10:28

 岡本硝子<7746.T>が続急騰し、一時39円高の242円を付けた。23日、携帯電話に使われる800MHz帯域から車載レーダーに使われる76GHz帯域で、低誘電率と低誘電損失となるLTCC(低温同時焼成セラミックス)基板用ガラス材料を開発し、サンプル出荷を開始したと発表し、材料視された。

 同社では、低誘電率、低誘電損失というミリ波帯の無線通信用基板素材に求められる電気特性と信頼性の両方を満たすガラス材料の開発を終え(特許出願中)、製品サンプルの出荷を開始した。当面は、5G部品材料向けの早期受注、本格販売に注力し、将来的には、車載レーダーなど幅広いミリ波向け用途の開拓を進める予定。

提供:モーニングスター社

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