Jフロントが急騰、上期および通期の業績予想を上方修正

株式

2020/9/30 12:42

 J.フロント リテイリング<3086.T>が急騰。29日引け後に、21年2月期上期(20年3-8月)および通期の連結業績予想(IFRS)を上方修正したことが材料視された様子。株価は前日比96円高の787円まで値を上げている。

 21年2月期上期について、予想売上収益を従来の1400億円から1474億円(前年同期比34.7%減)に増額し、営業損益を300億円の赤字から206億円の赤字(前年同期は251億7500万円の黒字)に修正。通期は売上収益を3320億円から3375億円(前期比29.8%増)に引き上げ、営業損益を300億円の赤字から206億円の赤字(前期は402億8600万円の黒字)に修正している。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、訪日外国人消費の減退、国内消費の低迷など厳しい事業環境が継続したものの、6月中旬以降、百貨店・パルコ事業において一部を除き全店で通常どおり営業を再開した結果、来店客数および売上、店舗賃貸収入が段階的に回復している。

 午後零時38分現在の株価は73円高の764円。

提供:モーニングスター社

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