(再送)イオンモールがPTSで急伸、上期の業績予想を上方修正

株式

2020/10/1 12:10

 イオンモール<8905.T>が「私設取引システム(PTS)」で急伸している。9月30日引け後に、21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績予想を上方修正したことが材料視されている様子。

 21年2月期上期について、予想売上高を従来の1250億円から1260億円(前期比21.8%減)に、営業利益を80億円から117億円(同59.9%減)にそれぞれ引き上げている。売上高はほぼ想定線だが、利益面は、6月15日に全面リニューアルしたイオンモールアプリのユーザビリティ向上に伴う販売促進の効率化や各モールにおける集客イベント開催自粛に伴う販促費の削減、WEB会議やテレワーク等の推進による業務効率の向上等が押し上げに働いた。なお、通期予想については、足元における国内外モールの専門店売上は回復基調にあるものの、新型コロナウイルス感染症の影響が不透明として、売上高2800億円(前期比14.1%減)、営業利益300億円(同51.6%減)とした従来予想を据え置いている。

提供:モーニングスター社

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