キユーピーが急騰、第3四半期は増益に転換

株式

2020/10/2 12:44

 キユーピー<2809.T>が急騰。1日引け後の決算発表で、20年11月期第3四半期(20年6-8月)の連結営業利益が増益に転じたことが評価された様子。株価は前営業日比180円高の2346円まで値を上げている。

 20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)は、売上高3977億9100万円(前年同期比2.4%減)、営業利益204億3200万円(同18.3%減)。新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の高まりにより家庭用商品は伸長したが、業務用商品が減少する中、減収で2ケタの減益。ただ、第3四半期(6-8月)に限ると、主力の「調理・調味料」、「サラダ・惣菜」、「フルーツ ソリューション」、「ファインケミカル」の貢献で、営業利益は95億5800万円(同2.9%増)と増益に転じている。第4四半期(9-11月)の営業利益予想は計算上35億6800万円(同49.4%減)にとどまり保守的な印象。

 午後零時42分現在の株価は130円高の2296円。

提供:モーニングスター社

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