富士通、東京都練馬区・中央区と住民税賦課業務で複数種の課税書類の不整合を抽出し修正するAIの実証実験

株式

2020/10/5 8:19

 富士通<6702.T>は前週末2日、東京都練馬区および東京都中央区と共同で、住民税額の確認や修正を行う住民税賦課業務における複数種の課税書類(確定申告書、給与支払報告書、年金支払報告書など)の間での不整合を抽出し、修正方法を提示するAI(人工知能)の全国展開に向けた実証を開始し、10月から実証システムの環境構築を実施すると発表した。

 今回の共同実証は、練馬区と同社が同テーマで19年10月から20年7月まで行った実証成果を踏まえ、練馬区と中央区、同社の3者で採択された総務省「自治体AI共同開発推進事業」に基づき実施するもの。同社グループの富士通研究所が、練馬区との共同実証で開発した、複数種の課税書類間の不整合を抽出し修正方法を自動提案するAIを活用し、中央区のデータを用いてその導入効果を検証するという。

 前週末2日終値は、前営業日比395円安の1万3945円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ