<今日の仮想通貨市況>トランプ米大統領退院でリスクオンムードに

仮想通貨

2020/10/6 10:04

 6日午前10時現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=113万6637円(過去24時間比0.49%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=3万7265円(同0.48%安)、XRP(XRP)が1XRP=26.5円(同0.34%高)などとなっている。

 5日、新型コロナウイルス感染で陽性となり入院していたトランプ米大統領が退院。大統領自身が退院を予告するツイートを行ったことを受け、米株式が大幅反発。リスク資産全般が買われたほか、ドルが対ユーロで売られた影響で金先物も買われ、デジタルゴールドとされるBTCにも資金流入がみられた。

 このほか、米大手経済メディアのブルームバーグが5日、BTCが10万ドル(約1060万円)に到達するのは5年後の25年、とのレポートを発表し、BTC先高感が広がったことも暗号資産相場を支援したようだ。

 同レポートによれば、BTC先物と金先物の相関係数は0.44(1に近づくほど相関性が高い)で17年にBTC先物がローンチされて以降上昇傾向にあり、各国の中央銀行などが金の大きな買い手であることを踏まえれば、機関投資家や事業会社の市場参加が増え時価総額が上昇、デジタルゴールドとしての地位を固める可能性が高いという。

(イメージ写真提供:123RF)

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