三菱電機、東京メトロと「故障予兆検知システム」を開発

株式

2020/10/7 7:33

 三菱電機<6503.T>は5日、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)と、「車両情報監視・分析システム」(TIMA)の新機能として、運行列車の動作データを分析し、車両搭載機器に関する故障予兆の自動検知や、寿命診断支援を行う「故障予兆検知システム」を開発したと発表した。

 同システムは、クラウド上のデータセンターに構築し、20年10月から有楽町線・副都心線10000系車両でブレーキ制御装置および電動空気圧縮機を対象として試験運用を開始する。それにより、故障予兆の事前把握による鉄道の安定運行に貢献する。また、故障予兆データを用いて寿命診断を支援し、機器の交換周期最適化を推進するという。

 6日の終値は、前日比12円高の1447円。

提供:モーニングスター社

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