テックPがストップ高カイ気配、映像受信用半導体が中国社のドライブレコーダー4シリーズに採用

株式

2020/10/8 11:01

 テックポイント・インク<6697.T>が80円ストップ高の539円カイ気配となっている。7日、中国の車載機器メーカー、DDPAI社のドライブレコーダー4シリーズに、同社の映像受信用半導体「TP2850」が採用されたと発表し、好感されている。

 今回、DDPAI社は同社製半導体「TP2850」を活用し、前方と後方の両方を撮影する2カメラタイプと、電子ミラー(デジタルルームミラー)一体型タイプのドライブレコーダー4シリーズ(Q2、Q3、E3、E5)を発売する。また、映像伝送方式として同社独自規格の「HD-TVI」が採用された。

 「TP2850」は1チャンネルレシーバーで、高品質な標準規格であるCVBS信号、ハイビジョンアナログビデオ(720P/1080Pなど)に対応している。また、「HD-TVI」は安価で配線が容易なアナログケーブルを使いながら、高精細なハイビジョン映像を伝送できるため、システム価格を低減できるとして車載機器メーカーの採用が増えている。

 DDPAI社は今回の4シリーズにとどまらず、他の開発中シリーズも展開する計画。それに伴い、同社製半導体を搭載する機種はさらに増える見込みだ。

提供:モーニングスター社

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