ベル24HDが急落、上期業績は順調に推移するも材料出尽くし感

株式

2020/10/8 13:52

 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が急騰。7日引け後の決算発表で、21年2月期上期(20年3-8月)の連結業績(IFRS)は順調な推移を示したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比118円安の1666円まで値を下げている。

 21年2月期上期は、売上収益668億7100万円(前年同期比6.1%増)、営業利益66億2300万円(同12.6%増)。主力の「CRM事業」において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響はあったものの、社会インフラとしてのスポット需要および前期に開始した既存継続案件が拡大した他、伊藤忠商事<8001.T>および凸版印刷<7911.T>との協業強化によるシナジー案件も堅調に推移したこと等により、売上収益は同6.6%増加。同一労働同一賃金による人件費の上昇を吸収して税引前利益が63億1100万円(同13.0%増)に増加するなか、連結営業利益の通期予想115億円(前期比3.6%増)に対する進ちょく率は57.6%となっている。

 午後1時47分現在の株価は93円安の1685円。

提供:モーニングスター社

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