ヤマザワが急伸し年初来高値、21年2月期業績予想の上方修正で買い人気

株式

2020/10/9 10:44

 ヤマザワ<9993.T>が3日続伸。一時68円高の1892円を付け、9月30日の年初来高値1854円を更新した。8日引け後、21年2月期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 21年2月期業績予想で、売上高を1127億円から1130億円(前期比3.0%)に、営業利益を11億6000万円から17億円(同2.7倍)に引き上げた。徐々に新型コロナウイルス感染拡大前の経営環境となると予想していたが、第2四半期(20年3-8月)においても新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要などの高まりが想定以上に継続。第3四半期(20年9-11月)以降についても、引き続き内食需要の高まりによる食料品を中心とした売上増を見込む。利益面では、不採算店舗の閉鎖による販管費の削減や、売上増に伴う値下げや廃棄の削減などによる利益率の増加などが寄与する。

 午前10時43分時点の株価は、前日比21円高の1845円。

提供:モーニングスター社

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