ドーンが続急落、第1四半期は順調に推移するも材料出尽くし感

株式

2020/10/9 14:38

 ドーン<2303.T>が続急落。8日引け後の決算発表で、21年5月期第1四半期(20年6-8月)の単体業績が順調な推移を示したことが好感され、朝方に株価は前日比120円高の2283円まで上伸。しかし、一巡後はいったん材料出尽くしの動きの動きとなり、64円安の2099円まで値を下げている。

 21年5月期第1四半期は、売上高2億1900万円(前年同期比12.6%増)、営業利益5400万円(同7.8%増)。防災・防犯・救急といった安心・安全に係わる分野を中心に地方自治体等に対してクラウドサービスやGIS(地理情報システム)関連の受託開発の受注獲得に努める中、「NET119緊急通報システム」等のクラウドサービスの契約数が積み上がり、全体として2ケタ増収を達成した。なお、同社では、前期に神戸市消防局および小野市消防本部において実証実験を実施した映像通報システム「Live119」を20年7月1日より同2消防で本運用を開始。この実績を基に全国の消防本部等に向けて営業を開始している。

 午後2時36分現在の株価は28円安の2135円。

提供:モーニングスター社

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