15日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2020/10/15 7:47

 予想レンジ:2万3400円-2万3700円(14日終値2万3626円73銭)

 15日の東京株式は、軟調な展開か。きのう14日の日経平均株価は、底堅い動きをみせ小幅に続伸したが、買い手掛かり材料に乏しいこともあり、上値の重い状況が続きそう。現地14日の米国株式が続落したこともあり、弱含みで推移しそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の前半(14日終値は105円43-44銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の半ば(同123円79-83銭)と、円高方向に振れていることも重しとなりそう。ただ、下値では日銀によるETF(上場投資信託)買い期待から、下げ渋る場面も予想される。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、楽天<4755.T>、東芝<6502.T>、NTT<9432.T>などが、14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比40円安の2万3550円だった。(高橋克己)

 15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:30 8月第三次産業活動指数

・決算発表=ウエストHD<1407.T>、出前館<2484.T>、マネーフォワード<3994.T>、不二越<6474.T>、ベイカレント<6532.T>、松竹<9601.T>、ファストリテ<9983.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国9月生産者物価・消費者物価

・21:30 米10月NY連銀製造業景気指数、米9月輸出入物価、米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・英、EUとの自由貿易協定(FTA)交渉の締結期限

・EU首脳会議(16日まで)

・決算発表=(アジア)TSMC(米国)モルガン・スタンレー<MS>、インテュイティブ・サージカル<ISRG>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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