清水建設、シャープと開発した「3眼カメラ配筋検査システム」が配筋検査手法として初採用

株式

2020/10/16 7:35

 清水建設<1803.T>は14日、国土交通省のPRISM(建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト)を通じシャープ<6753.T>と共同開発した「3眼カメラ配筋検査システム」が、東北中央自動車道の東根川橋上部工工事の配筋検査手法として初採用されたと発表した。

 開発したシステムは、3眼カメラとシステム制御ソフトから構成されており、3つのカメラを用いて異なる方向から同時に撮影することで、三角測量の原理を応用して画像データの3次元情報を把握。制御ソフトは画像から鉄筋を抽出したうえで、縦・横方向の鉄筋径や配筋の平均間隔、本数、重ね継手の長さ、かぶり(コンクリート厚)を計測し、検査帳票まで自動で作成するという。

 15日の終値は、清水建設が前日比7円安の774円、シャープは同11円高の1292円。

提供:モーニングスター社

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