サーバーWが急落し年初来安値、21年2月期第2四半期決算は大幅な営業減益に

株式

2020/10/16 16:58

 サーバーワークス(サーバーW)<4434.T>が急落。770円安の6930円を付け、9月28日の年初来安値6510円を割り込んだ。15日引け後、21年2月期第2四半期(20年3-8月)の単体決算を発表。大幅な営業減益となり、嫌気された。

 第2四半期決算は、売上高が37億7700万円(前年同期比22.9%増)、営業利益は1億5900万円(同20.6%減)だった。売上高は、リセール部門が、既存顧客からの継続的な受注および大口顧客のAWS利用料の増加でARPU(Average Revenue Per User)が堅調に推移。利益面では、労務費および人件費の増加に加え、行使価額修正条項付第5回新株予約権の発行および行使関連費用の計上が重しとなった。

 21年2月期業績予想は、売上高80億300万円(前期比17.5%増)、営業利益3億9200万円(同6.1%減)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で47.2%、営業利益で40.6%となっている。

 16日の終値は、前日比610円安の5920円。

提供:モーニングスター社

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