豊田通商、グループ会社が出資するモビリティー54を通じケニアでバスの運行管理システムのDILに出資

株式

2020/10/19 16:17

 豊田通商<8015.T>は前週末16日、グループ会社のCFAOが、19年10月に共同で設立したMobility54(モビリティー54)を通じ、ケニアでバス交通事業者向けの運行管理システムを開発・提供するData Integrated Limited(DIL)へ投資したと発表した。

 同社グループは、これまで主に車両とアフターサービスの提供というハード面で、アフリカでのモビリティー事業に取り組んできた。DILは、ナイロビを中心に、マタツ運行組合のもとで使用されている約3000台のバスに対して運行管理システム、発券システムを開発・提供しているスタートアップ。今回DILへの投資は、MaaS/CASE事業といったソフト面での取り組みを加速するものになるという。ソフト/ハード両面での取り組みを通じ、より包括的にアフリカのモビリティー社会に関わり、今後も現地の課題解決に取り組むとしている。

 19日の終値は、前週末比74円高の2993円。

提供:モーニングスター社

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