ビジョナリH急騰、21年4月期第1四半期決算で損益が黒字に転換

株式

2020/10/27 10:16

 ビジョナリーホールディングス(ビジョナリH)<9263.T>が急騰し、一時42円高の360円を付けている。26日引け後、21年4月期第1四半期(20年5-7月)の連結決算を発表。損益が黒字に転換し、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が63億9900万円(前年同期比8.7%減)となったものの、営業損益は1億6000万円の黒字(前年同期は9900万円の赤字)に転換した。電話でメガネ、コンタクトレンズ、補聴器に関するあらゆる相談に対応する遠隔サービス「お家でコンシェルジュ」を開始。コンパクト検査機器によるリモート視力検査システムを導入し、完全リモートによる度付きメガネの提供サービスを開始するなど、遠隔接客サービスを強化した。また、筋肉質な事業体質への転換を進めるため、次世代型店舗への集約・統合や移転を含み43店舗の閉店を行った。

 第2四半期業績予想は、売上高136億1400万円(前年同期比5.0%減)、営業損益3億1400万円の赤字(前年同期は1億2100万円の黒字)を据え置いている。

 午前10時16分時点の株価は、前日比39円高の357円。

提供:モーニングスター社

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