日通が6日ぶり急反発、21年3月期の連結利益予想を上方修正

株式

2020/11/2 16:14

 日本通運(日通)<9062.T>が6日ぶりに急反発し、630円高の6480円を付けた。10月30日引け後、21年3月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。

 21年3月期業績予想で、売上高は2兆円(前期比3.9%減)を据え置いたが、営業利益を450億円から550億円(同7.1%減)に引き上げ、減益幅が縮小する。売上高は、航空運送を中心とした国際貨物の輸送需要が伸長しているものの、国内貨物の荷動きが想定よりも低調にあることなどを織り込んだ。利益面では、国際貨物の輸送需要の伸長、各種費用の削減効果が想定以上に推移すると見込む。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)決算は、売上高が9644億6400万円(前年同期比7.2%減)、営業利益が208億7500万円(同28.3%減)だった。

 2日の終値は、前週末比600円高の6450円。

提供:モーニングスター社

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