任天堂が急騰、21年3月期の連結業績予想を上方修正し買い人気

株式

2020/11/6 10:22

 任天堂<7974.T>が急騰し、一時2380円高の6万290円を付けている。5日引け後、21年3月期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 21年3月期業績予想で、売上高を1兆2000億円から1兆4000億円(前期比)に、経常利益を2900億円から4400億円(同)に引き上げた。第2四半期(20年4-9月)までの実績と、足元の状況を踏まえ、業績予想の修正に進んだ。第3四半期(20年10-12月)以降の為替の前提レートは、1ドル=105円、1ユーロ=115円としている。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)決算は、売上高7695億2400万円(前年同期比73.3%増)、経常利益が2974億9600万円(同3.5倍)だった。

 同時に、未定としていた21年3月期中間期配当を810円(前期実績270円)、期末配当を450円(同820円)とした。年間配当は1260円(同1090円)となる見込み。

 午前10時20分時点の株価は、前日比1720円高の5万9630円。

提供:モーニングスター社

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