住友ゴムが急騰、20年12月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額で買い人気

株式

2020/11/6 11:18

 住友ゴム工業(住友ゴム)<5110.T>が急騰し、一時45円高の963円を付けている。5日引け後、20年12月期連結業績予想(IFRS)の上方修正と、期末配当予想の増額を発表し、買い人気を集めた。

 20年12月期業績予想で、売上収益を7500億円から7750億円(前期比13.2%減)に、営業利益を180億円から260億円(同21.4%減)に修正し、減益幅が縮小する見込みとした。新型コロナウイルス感染症による影響は未だにあるが、主にタイヤ事業で、中国・北米地域など市況の回復の早い地域もあることなどを織り込んだ。

 20年12月期第3四半期(1-9月)の決算は、売上収益が5402億4700万円(前年同期比16.1%減)、営業利益が65億1000万円(同71.7%減)だった。

 期末配当予想は、業績予想を引き上げたことから、従来の20円から25円(前期実績30円)とした。

 午前11時18分時点の株価は、前日比40円高の958円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ