バンナムHDが上場来高値、野村証は「Buy」継続、目標株価は1万200円に引き上げ

株式

2020/11/9 16:35

 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が5日続伸、858円高の9049円まで買われ、連日の上場来高値更新。野村証券では6日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は9300円から1万200円に引き上げている。

 6日に、21年3月期9月中間期連結業績、21年3月期連結業績計画を発表。21年3月期連結営業利益は、同証券が独自に見込んでいた大型タイトルの発売時期を22年3月期に変更、評価損約20億円などを織り込んだことから、やや下方修正するとしながらも、22年3月期以降はトイホビー、ネットワークコンテンツ事業などを中心に連結営業利益を上方修正するとしている。

 22年3月期以降の中期連結営業利益成長率を約12%と予想、RN Large Cap(除く金融)の7-8%を上回ることから、22年3月期の予想連結一株利益444.7円に対して同指標の21年度PER17.9倍に従来同様30%のプレミアムを付与した23倍を適用し、目標株価を1万200円に引き上げるとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期893億円(前期比13.4%増、従来904億円、会社側計画は500億円)、22年3月期1289億円(従来1278億円)、23年3月期1440億円(同1420億円)と試算している。

 9日の終値は、前週末比805円高の8996円。

提供:モーニングスター社

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