東応化が続急伸で年初来高値を更新、第3四半期累計業績の好進ちょくを材料視

株式

2020/11/12 14:08

 東京応化工業<4186.T>が続急伸。11日引け後の決算発表で、20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結業績が好進ちょくを示したことが評価された様子。株価は前日比320円高の6440円まで値を上げ、10月21日の年初来高値6420円を更新している。

 20年12月期第3四半期累計は、売上高860億8800万円(前年同期比15.3%増)、営業利益109億5500万円(同57.5%増)。エレクトロニクス機能材料部門および高純度化学薬品部門がともに好調に推移し、特に高純度化学部門が台湾向けの最先端半導体製造プロセスに使用される半導体用フォトレジスト付属薬品の貢献で売上高を360億9400億円(同18.6%増)に伸ばす中、「材料事業」が営業利益を146億8800万円(同46.5%増)に伸ばして全体をけん引した。連結営業利益の通期予想138億円(前期比44.6%増)に対する進ちょく率は79.4%となっている。

 午後2時5分現在の株価は70円高の6190円。

提供:モーニングスター社

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