<米国株情報>中国アリババ、1週間で株価13%下落

株式

2020/11/16 10:16

 中国インターネット大手アリババ・グループ<BABA>の株価が13日、前日比1.31%安の260.84ドルと下落し、前週末6日終値との比較では下落率が13%に達した。中国の規制当局がアリババなどインターネット大手による市場寡占に歯止めをかける法規制に乗り出したことが嫌気されていると、経済情報専門サイトのマーケットウォッチなどは伝えた。

 中国の独占禁止法当局が10日、インターネット大手による市場寡占を阻止するための規制案を発表した。独占的地位を利用したセラー(ショッピングサイト上で登録・販売している代理店)の自社ショッピングサイトへの囲い込みを禁じる方針だ。

 これより先、アリババは傘下の金融サービス大手アント・グループが5日に予定していた新規上場を、中国規制当局の反対を受けて延期した。経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アリババ創業者のジャック・マー氏が中国の金融規制を批判したことで習近平国家主席が激怒し、上場を断念させたといわれている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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