<米国株情報>ウォルマート、西友の株式85%を米KKRと楽天に譲渡へ

株式

2020/11/17 10:16

 米小売最大手ウォルマート<WMT>は16日、完全子会社の西友の保有株のうち、65%を資産運用大手コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に、20%を楽天<4755.T>に譲渡すると発表した。ウォルマートは残りの15%を継続保有する。

 KKRと楽天の出資比率は西友の企業価値を1725億円として決められた。KKRは約1121億円、楽天は約345億円で西友の株式を取得する。株式譲渡は21年1-3月期に完了する予定。

 楽天は21年1月に設立する子会社の「楽天DXソリューション」(仮称)を通じて西友に出資する予定で、西友においてデジタル技術を活用してビジネスモデルやサービスを変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速化させる計画。

 西友は08年にウォルマートの完全子会社化となった一方、ウォルマートは18年に楽天と戦略提携を結び、西友の店舗や物流センターから商品を個人宅に配送する「楽天西友ネットスーパー」を運営している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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