任天堂が小動き、三菱UFJモルガン証は「アンダーウエート」に引き下げ、目標株価は4万5000円を継続

株式

2020/11/18 16:35

 任天堂<7974.T>が小動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に引き下げ、目標株価は4万5000円を継続するとしている。

 11月5日に発表された21年3月期9月中間期決算及び21年3月期業績計画の上方修正の発表で、業績予想の上ブレ期待はほぼ織り込まれ、(1)PS5、Xbox Series Xとの販売競争激化(2)巣ごもりゲーム特需の反動減(3)スイッチハードピークアウトの影響――の3点の懸念材料を織り込む局面に入るとみているという。21年3月期下期のタイトルを踏まえると同証券予想を大幅に上回る可能性は低いとみること、懸念材料顕在化の高まりから現状、やや割高な株価水準と考えることから、「アンダーウエート」に設定するとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期5340億円(前期比51.5%増、会社側計画は4500億円)、22年3月期3847億円、23年3月期3048億円と試算している。

 18日の終値は、前日比50円高の5万3240円。

提供:モーニングスター社

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