今晩のNY株の読み筋=新型コロナ感染拡大とワクチン開発期待が交錯する展開か

株式

2020/11/19 17:30

 19日の米国株式市場は、新型コロナ感染拡大とワクチン開発期待が交錯する神経質な展開が続くとみられる。

 足元は世界中で新型コロナの感染拡大が加速している。18日の米株式市場でもニューヨーク市が学校再閉鎖に踏み切ったことなどが売り材料となった。19日も新型コロナへの警戒感は強まるとみられるが、経済指標の結果によっては個別で買われるケースもありそう。寄り付き前には11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数が発表される。週初の11月ニューヨーク連銀製造業景況感指数は市場予想を下回ったが、コロナ禍で底堅い情報技術、コミュニケーション・サービスなどのセクターが買われた。市場では、11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数は10月実績を下回るとの見方が大勢だが、週初同様に弱い結果でも情報技術、コミュニケーション・サービスなど成長持続型の銘柄に買いが入る可能性がある。

<主な米経済指標・イベント>

インテュイット、メーシーズなどが決算発表予定

11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、10月中古住宅販売件数

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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