米国株式市場:経済対策への期待感が浮上、NYダウ・ナスダック3日ぶり反発

株式

2020/11/20 7:46

 19日の米国株式は、3日ぶりに反発した。NYダウが前日比44.81ドル高の2万9483.23ドル、ナスダック総合指数が同103.111ポイント高の1万1904.714ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9159万株、ナスダック市場が52億9514万株だった。

 米CNBCニュースは19日、米共和党のシューマー上院議員が米民主党のマコネル上院議員と、新型コロナに対応した経済対策に関し、両党間で交渉を再開することで合意したと報道。経済対策への期待感が浮上し、反発につながった。一方、週間の新規失業保険申請件数は、季節調整済みで74万2000件で、市場予想平均の70万7000件よりも悪化し、朝方は下落する場面もあった。NYダウ採用銘柄では、セールスフォース・ドットコム<CRM>やウォルマート<WMT>、シェブロン<CVX>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比60円高の2万5600円だった。

提供:モーニングスター社

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