興研が急騰、新型コロナウイルス感染症対策用の陰圧デバイス2種を開発

株式

2020/11/24 12:03

 興研<7963.T>が急騰し、一時147円高の2595円を付ける場面があった。24日午前11時、新型コロナウイルス感染症対策用の陰圧デバイス2種を、東邦大学および同大森病院感染管理部などと開発したと発表、材料視された。

 同社では、新型コロナウイルスやインフルエンザの感染が疑われる患者や検体から発出されるマイクロ飛沫の拡散を防止し、医療従事者の双方の安心で安全な環境を提供するため、病原体検査用陰圧BOX「DANTECT for Pt(pathogen testing)」と、気管挿管・抜管用陰圧フード「DANTECT for Ti(Tracheal intubation)」の陰圧デバイス2種を開発。「DANTECT for Pt」は、マスクメーカーとして培ったきたフィルタおよび環境改善設備の技術を活かし開発した。「DANTECT for Ti」は、マスクメーカーとして培ったきたフィルタおよび気流制御の技術をベースに、東邦大学と共同で改良を重ね、高い安全性を持ち、作業性にも優れた使い捨てできる製品として開発された。

 前場は、前週末比77円高の2525円ザラバ引け。

提供:モーニングスター社

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