富士通、グループの富士通研究所が仮想ルーターを高速化する技術を開発

株式

2020/12/1 7:37

 富士通<6702.T>グループの富士通研究所は前週末11月27日、仮想環境におけるネットワーク処理の主要機能である仮想ルーターを高速化する技術を開発したと発表した。

 今回、仮想ネットワークのルーター機能をFPGA(論理回路を書き換え可能な大規模半導体デバイス)にオフロードして処理するとともに、性能ボトルネックであったパケット宛先制御を高速化する技術を開発。これにより、従来の仮想ルーターと比較して、パケット処理性能を約18倍高速化し、CPUリソースを約13分の1に削減したという。同技術により、低負荷・高性能な仮想ネットワークを提供し、5G時代の大量データを活用したビジネスにおいて、サーバーの利用効率を向上させ、企業のDXを支えるという。

 11月30日の終値は、前週末比85円高の1万4505円。

提供:モーニングスター社

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