米国株式市場:利益確定売りで、NYダウ反落、ナスダックも5日ぶり反落

株式

2020/12/1 7:46

 11月30日の米国株式は、NYダウが前週末比271.73ドル安の2万9638.64ドルと反落、ナスダック総合指数が同7.109ポイント安の1万2198.737ポイントと5日ぶりに小反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が18億5141万株、ナスダック市場が78億2935万株だった。

 株価が史上最高値の水準にあることや月末要因などから、利益確定売りが先行。米10月中古住宅販売仮契約数が前月比1.1%低下し、市場予想平均の同1.0%上昇を下回ったことも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、シェブロン<CVX>やダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>、トラベラーズ<TRV>などが、値下がり率の上位に入っている。一方、モデルナ<MRNA>が開発中の新型コロナワクチンについて、FDA(米食品医薬品)に緊急使用許可の申請を行うと発表、大幅高となった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所終値比150円安の2万6310円だった。

提供:モーニングスター社

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