米国株式市場:新型コロナワクチンへの期待感が継続、NYダウ反発、ナスダックも反発し史上最高値を更新

株式

2020/12/2 7:46

 1日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比185.28ドル高の2万9823.92ドル、ナスダック総合指数が同156.369ポイント高の1万2355.106ポイントで取引を終了。ナスダック総合指数は、11月27日の史上最高値(1万2205.846ポイント)を更新した。出来高概算は、NY市場が10億4546万株、ナスダック市場が64億4796万株だった。

 新型コロナワクチン実用化への期待感が継続し、買い先行でスタート。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会公聴会で、新型コロナの感染症拡大を懸念し、景気の先行きに警戒感を示したことから、低金利政策が継続されるとの見方が強まり、上げ幅を拡大した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などが買われ、同指数の上昇をけん引した。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比115円高の2万6915円だった。

提供:モーニングスター社

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