(再送)17日の債券市場見通し=売り一巡後、もみ合いの展開か

債券

2020/12/17 8:33

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)152.05円-152.15円、長期国債利回り0.005%-0.010%

 17日の債券市場は、売り一巡後、もみ合いの展開か。

 前日の米債券市場は、FRB(米連邦準備制度理事会)が追加緩和の実施を見送ったことを受け、「一時、売りが優勢になったが、量的緩和の長期化を示唆したことで買いを誘い、下値は堅かった」(国内証券)という。

 国内市場では、小口の売りでスタート。早い時間帯に売りが一巡した後、もみ合う展開となりそうだ。「このところ米国債でもレンジ化の傾向が強まっている。前日の『追加緩和なし』のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果を受けても米長期金利は既往レンジ(0.8%台半ばから1%弱)を抜けなかった。円債市場の値動きは引き続き小さいだろう」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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