日立、グループのステレオカメラがスズキの「クロスビー」に採用

株式

2020/12/21 7:37

 日立製作所<6501.T>は17日、グループの日立オートモティブシステムズのステレオカメラが、スズキ<7269.T>の車線維持支援機能や夜間歩行者検知などの安全装備の充実とともに10月に販売開始された小型乗用車「クロスビー」に採用されたと発表した。

 今回、安全装備の充実が図られた「クロスビー」は、スズキとして初めて車線中央付近の走行維持をサポートする「車線維持支援機能」が採用されたほか、全車速追従機能付の「アダプティブクルーズコントロール」、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」が採用されるなど、ADAS(先進運転支援システム)の機能が拡充された。これらの機能を支えるのが、夜間歩行者検知機能を有する同ステレオカメラで、同社独自の機械学習技術を活用した、高精度な検知機能を実現するための画像による教師データが入力されており、夜間における歩行者の検知能力も高められているという。

 18日の終値は、日立が前日比14円高の4204円、スズキは同25円高の5182円。

提供:モーニングスター社

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