スノーピークが反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価2300円でカバー開始

株式

2020/12/21 16:05

 スノーピーク<7816.T>が反発。東海東京調査センターでは18日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価2300円でカバーを開始している。

 過去2年の予想PERは20-50倍のレンジで推移、PER50倍、21年12月期同証券予想連結一株利益46.7円をもとに、目標株価2300円は算出されている。アウトドア人気の高まりもあり増収増益が続く見通しとし、同証券では連結業績について、20年12月期は売上高160億4000万円(前期比12.5%増、会社側計画は162億2000万円)、営業利益13億6000万円(同47.2%増、同13億3000万円)、21年12月期は売上高177億3000万円、営業利益15億4000万円と試算している。

 これまでも日本のキャンプ人口は緩やかな増加傾向にあったものの、新型コロナウイルス感染症拡大で3密を避ける動きが強まり、7月以降新規キャンパーが増加している模様とし、キャンプ用品の追加購入ニーズが高まり、同社売上は堅調な推移が見込まれるとコメントしている。また、海外は米国市場の伸びが続く見通しで、昨年から日本流のオートキャンプを拡げる取り組みを強めており、その効果で米国における販売品目がテントやタープなど高付加価値品に拡がっているとしている。

 21日の終値は、前週末比70円高の1848円。

提供:モーニングスター社

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