<米国株情報>AT&T、車爆発被害から28日にサービス復旧

株式

2020/12/29 10:01

 通信大手AT&T<T>は、テネシー州ナッシュビルの繁華街で25日に発生したキャンピングカーの爆発で自社施設が被害を受け、同州などの周辺地域の通信サービスが遮断された事態を受け、28日夕にほぼすべてのサービスが復旧したと発表した。27日夜までに全域で完全復旧する見通しであることが分かった。

 経済専門テレビ局フォックス・ビジネスなどが27日に伝えたところによると、キャンピングカーが爆発する事件があり、犯人が死亡、少なくとも3人が負傷。付近にあったAT&Tの施設も被害を受けた。施設内の移動体通信システムは直接の被害を免れたものの、設備を稼働させるための電源設備と温度調整機器が損傷し、周辺地域で通信障害が発生していた。

 一部報道によると、FBI(米連邦捜査局)は死亡した犯人の単独犯行とみているが、5Gについて陰謀論を信奉していたかも捜査しているという。

 今回の爆発事件を受け、AT&Tはモバイル通信を利用しているプリペードの顧客に対し、12月27-31日のデータ通信プラン超過使用料を無料にする計画。対象地域はテネシーやケンタッキー、インディアナ、アラバマ、ジョージア、イリノイ、ミズーリーの7州。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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