今晩のNY株の読み筋=ポジション調整が主体で方向感乏しい展開か

株式

2020/12/30 17:08

 30日の米国株式市場では、年末を前にしたポジション調整の動きが主体となりそうで、方向感の乏しい展開か。米追加経済対策の成立など投資家心理は好転しているものの、米国もきょうが年内最終売買日で、年末年始の休暇を控える。年末を前にした手じまいの動きが強まりそうで、積極的に買い上がるような動きはみられそうにない。また、米国でも新型コロナの変異種が確認されたため、感染拡大懸念が意識される恐れもある。

 主な米経済指標は、米12月シカゴPMI(購買担当者景気指数)や、米11月仮契約販売指数など。市場予想の平均値はシカゴPMIが56.0(11月は58.2)、仮契約販売指数が前年比21.0%上昇となっているが、いずれも市場予想から大きくカイ離しない限り、市場の方向性を変えるような材料にはならないだろう。

<主な米経済指標・イベント>

米12月シカゴPMI(購買担当者景気指数)、米11月仮契約住宅販売指数

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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