ベル24HDが続急伸、3四半期累計業績の好進ちょくを評価

株式

2021/1/7 12:36

 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が続急伸。6日引け後の決算発表で、21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の連結業績(IFRS)が好進ちょくを示したことが材料視された様子。株価は前日比89円高の1731円まで値を上げている。

 21年2月期第3四半期累計は、売上収益1021億4400万円(前年同期比7.0%増)、税引前利益97億3400万円(同15.3%増)。新型コロナウイルス感染拡大による影響はあったものの、社会インフラとしてのスポット需要、前期から業務開始した既存継続案件の売上拡大、伊藤忠商事<8001.T>および凸版印刷<7911.T>との協業強化によるシナジー案件の堅調な推移などにより、主力の「CRM事業」が税引前利益を95億7300万円(同14.1%増)に伸ばして全体をけん引。連結税引前利益の通期予想110億5000万円(前期比4.9%増)に対する進ちょく率は88.1%に達している。

 午後零時34分現在の株価は63円高の1705円。

提供:モーニングスター社

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