良品計画が急騰し昨年来高値、21年8月期第1四半期の連結決算は損益が黒字に転換

株式

2021/1/12 16:16

 良品計画<7453.T>が急騰。329円高の2685円を付け、20年1月10日の昨年来高値2654円を更新した。前週末8日引け後、21年8月期第1四半期(20年9-11月)の連結決算を発表。損益が黒字に転換し、好感された。

 第1四半期決算は、営業収益が1149億6000万円(前年同期比46.0%増)、営業損益は131億5400万円の黒字(前年同期は28億9900万円の赤字)に転換した。国内事業は、「くらしの基本」となる商品の価格の見直しを行い、パジャマ、肌着、靴下など衣服・雑貨が好調に推移。生活雑貨では、価格の見直しを行ったキッチン用品、掃除用品などの日用品や、オンラインストア限定で行った家具の販売施策が堅調だった。また、食品はテレビ番組で紹介されたカレーや菓子などが売上をけん引したという。

 第2四半期業績予想は、営業収益2448億円(前年同期は決算期変更による変則決算のため比較はなし)、営業利益262億円を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で47.0%、営業利益で50.2%となっている。

 12日の終値は、前週末日比130円高の2486円。

提供:モーニングスター社

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