助川電気が急騰し新高値、株式新聞が脱炭素の「核融合発電」関連で紹介

株式

2021/1/13 9:26

 助川電気工業<7711.T>が前日比12.3%高の730円まで買われ、昨年来高値を更新した。株式新聞は13日付1面で、環境間れのテーマに乗る「核融合発電」の関連銘柄として取り上げた。

 二酸化炭素を排出しない夢のエネルギーとして関心を集める核融合発電は、水素原子が融合反応によってヘリウムに変化する際に発生するエネルギーを活用する。太陽内部で起きている現象を地球上で再現したもの。原材料を海水から採取できる上、核分裂も生じない安全性の高い技術だ。

 昨年、フランスで国際熱核融合実験炉「イーター」の建設が始まったほか、日本国内でも実用化に向けた動きがある。

 助川電気は核融合炉のブランケット材として注目される液体リチウムなどを手掛け、日本の実験施設でも磁気センサーの設置に協力したことから、同紙は関連株として紹介している。

提供:モーニングスター社

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