<米国株情報>マイクロソフトとGMが戦略提携、完全自動運転の商業化で

株式

2021/1/21 9:52

 マイクロソフト<MSFT>とゼネラル・モーターズ<GM>が19日、ドライバーを必要としない完全な自動運転車の商業化を目的に、戦略提携を結ぶことで合意したと発表した。

 マイクロソフトはGM傘下の完全自動運転車開発ベンチャーであるクルーズ・オートメーションが実施する公募増資に応じるかたちで出資し、クラウドサービス「マイクロソフト・アジュール」に関するノウハウを提供、クルーズが年内に開始を計画している完全自動運転の電気自動車「オリジン」によるカーシェアリング(自動車の共同利用)サービスの商業化を支援する。一方、マイクロソフトはクルーズの顧客ニーズに対応した革新的な製品開発のノウハウを取得する。

 クルーズは13年に創業し、16年3月にGMによって買収された。クルーズにはホンダ<7267.T>も出資しており、「オリジン」もヒトやモノの輸送を目的としてホンダと共同開発した。ホンダは今回のクルーズの増資にも応じており、出資比率を引き上げている。

 GMでは、将来的に完全自動運転の輸送サービス事業の利益が本業の自動車販売の利益を上回るとしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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