米国株式市場:経済対策法案に不透明感、NYダウが続落もナスダックは3日連続で史上最高値

株式

2021/1/25 7:46

 前週末22日の米国株式は、NYダウが前日比179.03ドル安の3万996.98ドルと続落、ナスダック総合指数は同12.147ポイント高の1万3543.062ポイントと4日続伸し、3日続けて史上最高値を更新して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億4523万株、ナスダック市場が62億5609万株だった。

 米メディアのCNBCは、バイデン米大統領が計画する1兆9000億ドル(約198兆円)の経済対策に対し、一部の共和党員が必要性に疑問を表明していると報道。同法案の成立に向け、不透明感が高まったうえ、週末要因も重なり、ポジション調整の売りが優勢となった。一方、ナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアルファベット(グーグルの持株会社)<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>などが堅調で、同指数の上昇を支えた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末22日の大阪取引所清算値比20円安の2万8610円だった。

提供:モーニングスター社

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