ガイシ、JAXAなどと人工衛星に搭載する展開反射鏡用の金属メッシュを開発

株式

2021/1/26 16:28

 日本ガイシ<5333.T>は26日、同社およびJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)、太陽金網(大阪府大阪市)、テクノソルバ(神奈川県藤沢市)、光洋マテリカ(愛知県名古屋市)と共同で、人工衛星に搭載する展開反射鏡用の金属メッシュを開発したと発表した。

 今回開発した金属メッシュは、ジルコニウム銅を素線とし、柔軟性のあるトリコット編みで製造。高強度、軽量、かつ高速通信で用いられるKa帯(30GHz帯)において良好な反射特性を有しているという。また、入手しやすく安価なジルコニウムと銅による製造とすることで従来品と比較して大幅な低コスト化に成功したとしている。

 トリコット編みとは、経編(たてあみ)で編まれた編み物。緯編(よこあみ)と比較して繊維の密度が高いという特徴がある。

 26日の終値は、前日比35円高の1788円。

提供:モーニングスター社

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