ディスコが急落、第3四半期累計は好調に推移するも材料出尽くし感

株式

2021/1/27 14:45

 ディスコ<6146.T>が急落。26日引け後の決算発表で、21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の連結業績は好調な推移を示したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比2350円安の3万5300円まで値を下げている。

 21年3月期第3四半期累計は、売上高1276億900万円(前年同期比24.7%増)、営業利益366億7300万円(同42.9%増)。5G(第5世代移動通信システム)関連市場の拡大に伴い、アジア地域において半導体量産用途を中心に精密加工装置のダイシングソー、グラインダとも高水準の出荷が継続。消耗品の精密加工ツールも顧客の設備稼働率上昇などに伴い堅調に推移する中、営業利益は従来予想を44億7300万円超過した。

 21年3月期の業績予想については、新たに売上高1713億円(前期比21.4%増)、営業利益474億円(同30.0%増)としている。

 午後2時42分現在の株価は1800円安の3万5850円。

提供:モーニングスター社

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