3日の債券市場見通し=続落の展開か

債券

2021/2/3 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.65円-151.75円、長期国債利回り0.050%-0.055%

 3日の債券市場は、続落の展開か。

 前日の米国債市場は下落した。米株式市場での個人投資家とみられる一部市場参加者による投機的な取引を巡る懸念がいったん後退し、リスク回避ムードが弱まり、債券売りが優勢となった。

 国内先物・夜間取引も軟調に推移し、続落スタートになりそうだ。NYダウが高騰(終値は前日比475ドル高)となった流れが、日経平均株価の上昇につながりそうで、安全資産としての債券売りが強まりそうだ。

 一方、日銀が実施する長期国債買い入れオペが通知される。「対象年限の買い入れレンジが引き下げられたが、通知に対する目立った反応は出ないだろう」(銀行系証券)と指摘する。

提供:モーニングスター社

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