ユニチカが3日続伸、ナイロン中空糸膜の細胞培養への応用狙うと伝わる

株式

2021/2/4 16:14

 ユニチカ<3103.T>が3日続伸し、7円高の398円を付けた。前場終値は6円高の397円。ナイロン中空糸膜の細胞培養への応用を狙う、と4日付の化学工業日報が伝え、材料視された。同社が主に半導体製造向けの精密ろ過(MF)膜用途で展開しているナイロン6樹脂製中空糸膜は、コーティングなしで高親水性を保有。化学構造が類似しているため生体親和性も高いとみられ、細胞の生存率、活性の維持が期待できるといい、iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)の培養など、成長する再生医療分野での活用を検討するとしている。

 4日の終値は、前日比5円高の396円。

提供:モーニングスター社

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