(再送)4日の債券市場見通し=売り優勢も下値は限られる展開か

債券

2021/2/5 8:33

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.65円-151.75円、長期国債利回り0.050%-0.055%

 4日の債券市場は、株高が見込まれ売りが優勢となりそうだ。ただ、日銀の長期国債買い入れオペが支えとなって下値は限られそうだ。

 前日の米債券市場は横ばい。新規失業保険申請件数の改善や、追加経済対策への期待から、NY株が上昇したことで、売り圧力が掛かったが、買い戻しも入り、下げ渋った。

 国内市場でも日経平均株価の上昇が見込まれ、円債には売り圧力が強まりそうだ。「今晩発表される米国1月雇用統計が、上ブレる可能性が高く、円債の重しになりそうだ。ただ、先物は前日までに7営業日続落しており、押し目買いが出やすく、下値は限られそうだ」(銀行系証券)との見方。日銀の長期国債買い入れオペの減額懸念は少ないことも支えとなる見込み。

提供:モーニングスター社

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