トヨタが上げ幅拡大し昨年来高値、21年3月期の連結業績予想を上方修正

株式

2021/2/10 13:43

 トヨタ自動車<7203.T>が上げ幅を拡大。一時256円高の8250円を付け、連日で昨年来高値を更新している。10日午後1時25分、21年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、好感された。

 21年3月期業績予想で、営業収益を26兆円から26兆5000億円(前期比11.3%減)に、営業利益を1兆3000億円から2兆円(同16.6%減)に引き上げ、減益幅が縮小する見込み。通期の販売計画を見直したことなどにより、前回の業績予想を修正。通期の連結販売台数については、前回は750万台を見込んいたが、今回10万台増加し760万台とした。トヨタ・レクサスブランドの車両小売販売台数は、前回の860万台から、今回30万台増加し890万台としている。前提となる為替レートは、1ドル=105円、1ユーロ=123円としている。

 21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、営業収益が19兆5252億5500万円(前年同期比15.0%減)、営業利益が1兆5079億2200万円(同26.1%減)だった。

 午後1時40分時点の株価は、前日比212円高の8206円。

提供:モーニングスター社

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